Soroptimist International of Osaka-Chuo
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これまでの活動報告


2006年度 活動報告[2006年9月~2007年8月]
会長挨拶

2006年度 会長 辻田栄美子 -President Emiko Tsujita-

さわやかな秋風と共にクラブも早、4期目に入りました。前年度、認証3周年の記念行事を無事に終えて、ひとつの節目をいい方向でクリアー出来たことは会員全体の喜びであり、この事が会員相互の友愛や、協力で結実したことの自覚は、今後のクラブの活性化に繋がって行くものと信じています。今期もリジョンのテーマのもと、クラブ会員の友愛の輪を基盤に、女性と女児の地位が夢と光に満ちた明るい未来に繋がることに役立てる奉仕活動をと思っています。


2006年度の事業

*NPO法人「カムナプロジェクト」へ活動支援金援助
*社会福祉施設「桃花塾」への教育支援
*カンボジア貧困女児への修学金援助「ガールズ・ビー・アンビシャス」(2005年度~)
*薬物乱用防止啓発事業協賛
*DVキャンペーン


2006年度の受賞

◎ リジョナルプロジェクト・外国人留学生奨学金受給者 当選
        黄 雪丹さん (大阪市立大学大学院・生活科学)
◎「成功を祝うソロプチミスト賞」女性と女児の地位部門 優秀賞 受賞
        [ガールズ・ビ・アンビシャス]カンボジアの貧困女児のみへの就学支援
◎スリーメンバーピン賞 受賞 山崎比紗子会員
◎ ソロプチミスト日本財団・環境貢献賞 受賞
        [カムナプロジェクト]


2006年1月~7月の活動報告
10月度
【卓話「異文化に見る奉仕の心…イスラムに於ける奉仕活動」  [国際親善と理解活動委員会】
講師  天江英美 様 プロフィール:現役外交官夫人。 女子美大で日本画専攻、それ以外に油彩、フレスコ、彫金、デザインなどを手がける。夫に伴い世界の各国を訪れた先々でボランティア活動や教育にも力を注ぎながら、公務の合間には自分の作品の製作もこなしているパワフルで多才な女性。
      (今回はシリアに住まれていたときの体験から)

 現役の外交官婦人として様々の国々を訪れ、多忙の中、自らの仕事もこなしながら国際的な奉仕活動に取り組み、実践されている天江様にイスラム世界の奉仕についてのお話を頂きました。イスラムといえばテロ、と誰もが思い浮かべるそれはあくまで、一握りの過激派であることや、相対的にはイスラム国民の心は{神への帰依}であり、ザカートと言う名の喜捨(奉仕)であり、救貧制度(又は救貧税)の義務的なものとサダカという自由喜捨て(奉仕)があると言うこと、人々は信仰の原点をこれに定めていて、日常の生活・習慣・文化の中に{神への帰依・神への奉仕}の心が自然にとけ込んでいる。など・・。 それぞれのお国柄によって文化や意識の違いこそあれ、奉仕の心は世界共通であると言うことを意義深く感じる勉強会でした。


【桃花塾(知的障害者施設)訪問】「いけばなふれ愛交流と歯磨き指導」 [奉仕プログラム委員会]

「口の中の健康」について、よく噛んで美味しく食べることの大切さを、歯科衛生士 久保友子さんより聞きました。その後、塾生達は歯ブラシを貰って歯磨きの仕方の指導を受けました。

 その後、「いけばな」を楽しみました。前回1月に「春のいけばな」を実施したところ、大変好評でしたので今回は「秋のいけばな」を企画致しました。前回同様、いけばな教授の安部会員の指導のもと、菊やバラなどを花器にいけました。塾生達の目が輝き、有意義な訪問となりました。


11月度

【DV撤廃街頭キャンペーン】 [奉仕プログラム委員会] 

例会場前周辺でホットラインカードを差し込んだポケットティッシュを配布致しました。 人権週間の期間でもありましたので、大変効果があったのではと思います。

【卓話「児童の虐待について」】 [奉仕プログラム委員会]

講師  桂 浩子 様
NPO法人 児童虐待防止協会事務局長

今日一番問題視されている児童虐待について、いろいろな角度から解り易くお話を伺いました。今後、虐待防止キャンペーン・専門職による電話スタッフの充実・後援会・シンポジューム等への積極的な参加や、子供の声を直接聞く「キッズライン」の常設化等の必要性を感じました。

【ようこそ 大阪―中央へ!!】 [発展拡張委員会]

9月・11月、嬉しい事に新会員が3名入会して下さいました。今期は現在までにはや3名の入会となり、クラブもますます活性化していく事と思います。真摯なる友情のもと、お互いに協力しあいながら歩みたいと思っています。新会員の皆様、よろしくお願いします。

新会員名
石川豊子  9月入会
小野幸親 11月入会
山中満子 11月入会

12月度

~クリスマス チャリティーコンサート・ミニバザー~

この日は恒例のクリスマス会であり、また、会員の親睦のためのお楽しみ会でもあったが、何よりも当クラブが7月に例会場を堂島ホテルに移っての第1回目の記念すべき事業でもあったので、コンサート、ビンゴゲーム、ミニバザー、そして堂島ホテル特製のクリスマスランチも含めて盛り沢山の楽しい会となった。
南米ペルー出身の「プカソンコ」のメンバーの奏でる名曲のメドレーにしばし聞きほれ、ビンゴゲームも賑やかに、ミニバザーも含めてクリスマスらしく熱気にあふれ、大盛況のうちに終了できた。
また、当日、日本財団への顕彰事業に申請、推薦した各奉仕先を招待し、感謝状とクラブ賞を贈呈した。
*日本財団「環境貢献賞」…(アクアフレンズ)
* 「社会ボランティア賞・青少年の部」…(市岡東中学校)
* NPO法人・「児童虐待防止協会事務局長」…桂 浩子様には支援金を贈呈
「ガールズ・ビ・アンビシャス」募金
(女児の就学支援を願って)
当日参加下さった皆様に募金をお顔いし、沢山のご協力を得ましたことに心より御礼申し上げます。有難うございました。 
12月21日

3月度

第7回 ふれ愛ひろば チャリティー講演会

【重い障害を持って生きるということ】

3月15日に開催しました第7回ふれ愛ひろばは、グローバルボイス第2弾として英国総領事夫人リンチ葉子様と南大阪療育園のセンター長、児玉和夫先生に講演して頂きました。
国際結婚をして、夫の国で出産、しかしその出産が原因で脳性麻痺の障害児の母となってしまった葉子さん。明るく前向きに生活エピソードを紹介して頂き、福祉に対する考え方や接し方の国民性の違いを見せつけられた思いで一杯になりました。
例えば、混雑した駅のホームで車椅子の息子と一緒に電車待ちをしていると、列車の到着と共に、周りの人がサーッと列をあけて車椅子ごと乗車させてくれたとか。突然の雨の際に雨宿りに駆け込んだコーヒーショップ。やはりそこでも子供に優しく接してもらい、席をあけてもらったりと、ささやかなことですが、自然に接してもらう心使いへの国民性の違いを紹介して下さいました。
英国では、学校の授業にチャリティーイベントが組みこまれ、幼少の頃から子供達がチャリティー募金活動などをしたりしています。福祉に対しての取り組み方の問題ではないでしょうか。
障害児の母として、児玉先生と知り合われたそうです。現在、重症心身障害児、またその父兄達も老齢化してきているのが現状です。
そこで脳性麻痺の子供達の将来への不安を取り除く手助けをする一歩としてのお話を児玉先生よりして頂きました。
重症心身障害児の患者数は現在約3万5千人。そのうち約半数の人数1万7千人しか施設に入所することができません。そこで、南大阪療育園では新しくその手助けをする方向でフェニックスと名を改め通所、ショートステイ、入所と以前にも増してリハビリ、そしてより充実した施設作りに取り組んでいるとの事でした。

私達にできることは、些細なことですが少しでもお役に立てればと考えさせられました。
フェニックスの患者さん達に暖かい手を! ご協力よろしくお願い致します。
その後、南大阪療育園にクラブ賞を贈呈致しました。
アトラクション「手品」を川戸 隆氏(カフェスイス アシスタントマネージャー)に披露して頂きました。火が出たりスプーンが曲がったり・・・、各テーブルではカードを使った手品に参加し、目を丸くしながら楽しいひとときを過ごし、終了致しました。
心に残るお話と楽しみで、とても有意義な会でありました。

「ぎんのすず保育園」生活発表会に参加して

リジョン20周年記念事業奉仕に昨年当選した「ぎんのすず保育園」の生活発表会が、2007年3月4日に大阪の興国高等学校 アメニティーホールにて行われました。
興国高等学校には保育科があり、そこで学ぶ男子生徒達が普段から
「ぎんのすず保育園」と交流があり、当日も興国ボーイズとして大活躍です!
0歳児から5歳児の全園児による合唱で始まり、1歳児のかわいい劇遊び、生け花に挑戦する3歳~5歳児、日本文学をスラスラと暗唱する2歳~5歳児の真剣なまなざし、「極楽浄土」というミュージカルでは大人顔負けの演技で観客は深く感動いたしました。
リズミカルな英語の歌も披露して、子供達の豊かな才能と純粋な笑顔に大拍手の発表会でした。


4月度
SI大阪-中央 ホームページ申請 広報委員会
2007年4月11日、念願の「国際ソロプチミスト大阪-中央」のホームページが立ち上がりました。それ以来、情報活動・クラブ紹介活動を独自のホームページでしています。

郊外例会

4月19日 郊外例会を京都の料理旅館「菊水」に於いて開催しました。
例会の後、2名の舞妓さんのお酌でビールで乾杯。祇園小唄等の舞を披露して頂き、舞妓さんと話をしたり写真を撮ったり楽しい時間を過ごしました。京都の自然がとても綺麗で、日常の雑事から解き放たれるひとときでした。
その後、会員の町屋を改装した画廊におじゃまし、作家さんの説明を聞きながらすばらしい絵画や墨跡を見せて頂きました。
歴史や芸術の奥深さを感じ、会員の親睦を深められた有意義な郊外例会でした。


5月度

リジョナルプロジェクト「外国人留学生奨学金受給者」

2005年度・熊  正梅 さん 
2006年度・黄  雪丹 さん

二人の留学生を例会に招待し交流の場を設けました

熊 さんには昨年度の研究の成果や日本での生活の経過報告を、
黄 さんには先ず表彰状贈呈、自己紹介や今後の抱負などを聞きました。

そして、熊さんから中国古来の掛け軸を頂きました。有難うございました。

留学中に覚えた日本語でのほほえましいスピーチで、
「ソロプチミストのこの奨学金がいちばん嬉しく、励みになりました このことを大事にして今後に活かしていきたいと思います。そして、何よりも自分たちを推薦してくださった大阪―中央の皆様に心から感謝いたします。」と 二人からのお礼の挨拶がありました。 幸運にも連続して二人の受給生を支援することができたことをクラブの喜びとし 今後も前向きに取り組んでいければと思っています。ひたすらに向学心にもえる二人の飛躍を願いながら 和気藹々と心なごむ交流のひとときでした。

ようこそ 大阪―中央へ!![発展拡張委員会]

3月15日に開催しました第7回ふれ愛ひろばは、グローバルボイス第2弾として英国総領事夫人リンチ葉子様と南大阪療育園のセンター長、児玉和夫先生に講演して頂きました。
国際結婚をして、夫の国で出産、しかしその出産が原因で脳性麻痺の障害児の母となってしまった葉子さん。明るく前向きに生活エピソードを紹介して頂き、福祉に対する考え方や接し方の国民性の違いを見せつけられた思いで一杯になりました。*新会員紹介 柴田智子 会員
嬉しいことにこの4月、柴田 智子さんが入会して下さいました。若々しくパワーに満ちた新会員を迎えてクラブも一層活力を増すことでしょう。真摯なる友情のもとに集いあう会員同志お互いに協力し、支え合いながらあゆみましょう。よろしくお願いいたします。
成功を祝うソロプチミスト・・優秀賞 受賞しました!!

女性と女児の生活を向上させるという使命を持ち、カンボジアの貧困女児の地位の復権を目指して取り組んでいる(ガールズ・ビ・アンビシャス)~女児への就学支援を願って!~このプロジェクトによるクラブの取り組みや、活動を対外的に広くアピールし、訴えたことが認められた意義はとても大きく今後、継続していく上での力強い指針を得たことで更により広く、多くの人々に、このカンボジアの逆境にある女児たちの現実を訴え、理解協力を得られるような取り組みや活動を前向きに進めていこうと思っています。


【経過報告】
2007年1月15日
開校「3周年記念事業による学校建設」
2007年3月12日
現在・生徒・34名の内女児21名となり、次年度は生徒総数も170名を越す見込みとの報告を受けています。女児の数がより多く増えるように一層の支援の必要性を感じています。
6月21日
ふれ愛ひろば・チャリテイ講演会の募金を含め、この年度の募金を纏めてカンボジアへ支援する予定です。
それが女児たちの明るい未来へと繋がり役立つことを心から願いながら。

6月度

第8回 チャリテイー講演会・演奏会&ミニバザー 開催

*世界環境デーに向けて!!
*~葦と女性は 地球を救う~
カムナプロジェクト 事務局長 黒川 史明 氏
カムナとは神の集まる場所の意味、葦原は古代より神の居場所、葦船は神の乗る船このことを結んで葦原を保全する=神の居場所を清める=その環境を守るプロジェクトなのでカムナと名ずける。
この講演会のあと7月6日に カムナプロジェクトがソロプチミスト日本財団の環境貢献賞を受賞しました。

来賓ご挨拶
国際ソロプチミストアメリカ・日本中央リジョン
セクレタリー 安田 順恵 様
リジョンの要職にあってご多忙の中を本当に今日は有難うございました。
いつもの気さくな、柔らかい語りかけで 暖かくやさしい励ましのお言葉を頂戴しました。「会員は皆仲良く、無理なくゆっくりとやりなさいね、」と話された言葉と優しい笑顔が深く心に残りました。

*今期を締めくくる事業としての講演会は環境問題を取り上げました。6月は「世界環境デー」でもあり今、地球規模での大きな課題となり、私たちの日常生活にも悪影響を及ぼすこの深刻な環境汚染 これを如何にして防止することができるか、この問題を提議し、当日参加の皆様方と共に考えましょう、という主旨での開催でした。今回は「葦と女性は地球を救う」のテーマで水生植物の葦と葦船を核とした教育、環境、国際交流プロジェクトを推進し水質浄化から自然環境の復元を目指し、さらに地域の河川から環太平洋水環境改善へと地球の自然破壊を防止するための壮大でユニークなプログラムに取り組んでいる「カムナプロジェクト」黒川 氏のお話を伺いました。スクリーンでのプレゼンテーションは先ず地球温暖化の問題からはじまり、関連のある葦と葦船との環境性、水生植物のかぼそい葦と葦のもつ能力 、葦一本で年間2トンもの水を浄化できること、また、水辺の葦は酸素の供給と炭酸ガスの固定能力をもち地球温暖化にも対応しているなど、またこの温暖化を防止するには人類一人一人が自覚し認識して防止対策に取り組む必要性のあることや、とくに地球上の女性が団結して取り組んでゆけば大きな力になり、温暖化防止の強い歯止めになる可能性は大であるなどなど。

黒川 氏の真剣ながらもユーモア溢れる話術に引き込まれもっと聞きたいと思っているうちにタイムオーバー、貴重なそして心に残るお話…水のきれいな地球にもどしましょう!私たちも今こそ真剣にこの問題を受け止め実践していくことが本当に必要なのではないでしょうか?後日参加下さったソロプチミスト内外の多くの方たちからタイムリーな話題であり、密度の濃い内容でとてもよかった、日常生活に関わりのある「水」と「葦」の関連性の大事さを再認識できた、等など…。
少からずの反響と嬉しい評価を頂いたことを指針として、今後のクラブの活動に生かしていかなければとおもっています。
~中国古筝演奏~ 戴茜氏

講演に続いて戴茜氏の中国古筝の演奏があり、チベット民謡の雪山春暁、から涙そうそう、花と日本の曲も含めての素晴らしい演奏に会場はシンとして聞きほれてしまいました。中国古筝の名手と謳われ、幼い頃から“小芸術家”の称号を得るなど多彩な活動はさすがですが、それにも増して戴茜氏の楚々とした容姿と古筝のきれいで心に染み入るような音が相まって、とても素敵だったし、亦戴氏とジョイントして下さった国際エンジェル教会の加藤氏のオカリナ演奏も素晴らしく、心安らぐひとときを持てたこと、本当に有難うございました。お二人の益々のご活躍に期待しましょう。
また今日は嬉しいことに、本日参加くださるとは予期しなかった素晴らしいご来賓、奈良、薬師寺管長でいらっしゃる安田瑛胤様をお迎えしましたので、早速一言いただきました。直前のお願いにもかかわらず気安く引き受けてくださり、大きな心で暖かく、ときにはユーモアを交えてソロプチミストや女性の活動にエールを送ってくださり また カムナプロジェクトの活動についても関心を持たれて、葦と環境問題の取り組みについても良い評価を頂けたことはとてもうれしいことでした。淡々としたなかにもやさしく、暖かな包容力と存在感で会の終わりに花を添え盛り上げて下さったことを感謝いたします。
* 最後に当クラブのプロジェクトガールズ・ビ・アンビシャスについての報告とお願いをしました。これはカンボジアの貧困女児のみへの就学支援、「女性と女児の地位」の分野で連盟より「成功を祝うソロプチミスト」の優秀賞を受賞したもので継続事業として取り組んでいます。女性と女児の生活を向上させるという使命を持ち同時に貧困女児の地位の復権を目指して逆境にある女児たちが一人でも多く学校に行けるようにこの女児たちの現状を訴え理解協力と募金を対外的に呼びかけているものです。
120$ で1女児が1年間就学できる。

【経過報告】
2007年1月15日・開校
「3周年記念事業2006年7月による学校建設」
2007年3月12日現在・生徒・34名の内、女児21名となり、昨年より約10名の増加となっています。
次年度は生徒総数も170名を越す見込みとの報告を受けていますが、そのなかで女児の数がどれだけの割合を占めることが出来るかは今後の活動に懸かっているので一層の支援が必要となっています。主旨に賛同して募金にご協力下さった皆様ほんとうに有難うございました。今後ともご支援、ご協力宜しくお願いいたします。

第8回のふれ愛ひろばは今までになく大勢の方々にお出で頂きました。葦と環境問題、中国古筝、オカリナの演奏、ミニバザー・・、夫々に関心を寄せてくださったからでしょうか、その期待に違わぬ「カムナ」黒川氏の実りあるお話であり、戴茜氏、加藤氏の美しい演奏であったと思います。
ランチタイムや、ミニバザーを挟んで集ってくださった皆様方の談笑もあちこちで華やかに賑やかに、和気藹々のなかにすすみともあれ、無事盛会裏に終了できた事を喜びとし、きょう、出会った皆様にお礼を申し上げ、そしてクラブの皆さんほんとうにご苦労さまでした。これをもって今期最後の事業の締めくくりといたします。

辻田栄美子


7月度

ソロプチミストユースフォーラム2007 in つま恋「夢を生きる」参加報告

2007年7月23・24日
・「女性の役割と責任」・「女性と女児により良い環境を」
・「世界に築こう明るい未来 いのち・きずな」

「夢を生きる」と言うテーマのもと、「2007inつま恋」は静岡県掛川市で開催されました。代表学生・留学生・ソロプチミスト会員総勢435名が参加し、大勢の若い学生たちの溌剌とした空気がいっぱいの中での会でした。わがクラブも今年はじめて、3名の学生さん達(代表学生の室園清音さん、留学生の熊正梅さん、黄雪丹さん)、クラブから(赤松、北川、辻田)の3会員が一緒に参加することが出来、和気藹々と楽しみながらの日々でした。

オープニングでは掛川市にゆかりの「鈴木文恵氏と玉詩恵社中」による琴の演奏と「東京女子医科大学看護学部音楽部」の合唱で迎えて下さり、そのどちらもが素晴らしく、爽やかな音色が会場一杯に広がっていきました。
基調講演は国際的に多方面でボランテア活動をなさっているマリ・クリスチイーヌ氏(国連ハビタット親善大使)の「女性の目から見た国際社会」のテーマでの講演でした、氏の異国、異文化での実体験によるもので「夢を生きる」とは?また、女性としていい社会をつくるための自己実現が出来るかは自分の責任などなど・・、若い学生たちのみならず私達にも共感できました。

グループデイスカツシヨンでは学生たちがいくつかのグループに分かれての意見交換で、クラブの黄さん、熊さん、室園さんもそれぞれ活発に初対面ながらも臆することなくテーマについて自己表現していて、とても素晴らしいなと思い、この機会をひとつのステップとしてこれからの生き方に反映させて、大きく飛躍し勇気をもって次世代を生きていって貰えることを願い、信じています。 

夕食会ではいろんな楽しいアトラクション、続いて夜には地元の迫力あふれる伝統花火に見とれ、翌日にはグループデイスカッションの総まとめが活発に行われて締めくくりとなりました。若い学生の爽やかな笑顔とパワーに感動した意義あるユースフォーラムでした。この人たちが勇気をもって明るい未来へ向って躍動していってくれることを願いながら…。




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