 |
レポート:栗山美恵子会員
One World Festival (世界に繋がる国際協力のお祭り)の1つのイベントに参加してきました。
台湾の国立彰化高校で開かれた国際会議に参加した明浄学院高等学校(大阪)、沖縄尚学高校(沖縄)、石巻好文館高校(宮城)の3校の生徒がWalk for Waterという活動につてと、各学校が取り組んでいるボランティアについて報告しました。
Walk for water とは、No water, NO food, NO lifeのスローガンのもとアフリカの南アフリカ近くにあるスワジランドという小さな国への灌漑施設建設のための活動です。生徒たちは台湾で1日10キロ歩きながら募金を集めました。この活動を主催しているのはアメリカのHeart for AfricaというNGO団体で、その代表のJanine Maxwellさんによるスワジランドの現状についてのスピーチがありました。スワジランドは世界で最も貧しい国の1つで、人口は100万人ほどですが、約半数がHIVに感染し平均寿命は29歳で孤児の増加が問題となっています。
もうひとつの明浄学院の活動としては、Room to Readという本のない国の子供たちに図書館を建てるという取り組みで2016年までに50万円を目標に募金活動を行っています。この取り組みに関しては当クラブでも古書を寄付することで応援しています。
「行動しなければ何も始まらない」学生たちの小さな一歩が世界のどこかで大きな力となっている事を教えられた1日でした。みんなとても良い笑顔をしていて幸せな気持ちを分けてもらいました。 |